
どうも!しんパパです。
ロードバイク歴7年のホリデーライダーが、
なるべくお金をかけないサイクリングの始め方を教えます。
サイクリングを始める時の、初期費用「高い」問題
何か新しい趣味を始めたい、健康の為に続けられる運動を始めたい。
そんな方に適しているのがサイクリングですが、始めようと思って調べると一つ目の壁、初期費用高すぎる問題にぶつかると思います。スポーツ自転車本体、ヘルメット等の保護具、ウェアなどなど。比較的安価なもので揃えても15~20万くらいはかかってしまいます。
自分に合っているのかどうか分からないうちにいきなり自転車に数十万もお金をかけるのは難しいとお悩みの方に、初期費用をかけずに「サイクリング」を始める方法をまとめました。
この記事は、初期費用をそこまでかけずに「初心者がサイクリングが自分に合うかどうかを試す」事についてまとめます。趣味としてサイクリングを本格的に続けたい!と決めた場合は、初期投資をしてサイクリングを続ける事をおススメします。
初期費用を抑えたサイクリングの始め方
- 家にある自転車で始めてみる
- レンタルサイクルを活用する
- 手持ちのアイテムを活用する
- 最低限のアイテムは購入する (楽しくなくなってしまうので)
Step1: 必要なものを揃える
まずは必要な物を揃えましょう。これは人によって異なりますが、おおむね以下の物を用意すると良いと思います。
- 自転車本体
- ヘルメット等の保護具
- 運動用のウェア (自転車用でなくてもOK, 速乾性のTシャツ、必要に応じてウィンドブレーカー)
- 財布や飲み物、タオル等を入れるリュック
- 必要に応じて日焼け止め、虫よけ等
サイクリングを快適に楽しむためには、「安全対策」「気候変動対策」「汗対策」「日焼け対策」「補給対策」を考えて必要なものを揃えましょう。
自転車本体
まずは自転車本体を確保しましょう。お試しで初期費用をかけないことをコンセプトにしますので、家にある自転車で始めましょう。家に自転車がなければ、レンタルサイクルを活用しましょう。
安全対策
乗る自転車に応じて、必要な安全対策をしましょう。ママチャリ等のシティバイクなら足つきの良いサドル高さで、スピードを抑えて安全に走行しましょう。運よくスポーツタイプの自転車がある場合は、スピードが出てしまいますのでヘルメット・サングラス・グローブを用意することをお勧めします。また、パンツの裾がギアに挟まったりオイルで汚れたりするので、スリムタイプのパンツやタイツを選ぶか、バンドで留めましょう。バンドは、100均で売っているものでも十分使えます。
気候変動対策
一日の間に、気候は大なり小なり変化します。初心者の方は気温15~25度くらいの晴れた日を狙って始めましょう。それでも、風が吹いたり曇ったり、山間だと気温も下がったりしますので、折り畳みのウインドブレーカーがあるとイザというときに便利です。ワークマン等で安く買えるので一つ持っておきましょう。
汗対策
サイクリングは意外に汗をかきます。暖かい気候だとベッタリ不快に、寒い気候だと汗冷えしてしまいますので、汗対策が必要です。スポーツ用の速乾性の高いTシャツは用意した方が良いです。
他に運動されていてスポーツ用のウェアをお持ちの方はそちらを活用しましょう。
日焼け対策
一日中外で過ごすアクティビティなので焼けても良いという人でも日焼け対策はした方が◎。サングラスをかけたり、肌の露出は少なくし、日焼け止めを使うのもGood!
日焼けによる体力消費は意外と馬鹿になりませんので、対策しておくことをお勧めします。帽子、サングラス、長袖長ズボン、暑い場合はアームカバー等で対策しておきましょう。
補給対策
サイクリングは距離が長いと消費カロリーも多く、汗もたくさんかくスポーツなので体調管理が大切です。最初のうちはカロリー補給が必要なほどの長距離は乗らないと思いますが、水分補給は必須です。
目的地までの道のりにコンビニや道の駅等の休憩ができ、かつドリンクが購入できるチェックポイントを見つけておくようにしましょう。また、保温、保冷の効くマイボトルがあると便利ですので、持っているようでしたらその日の天候に合わせて心地よい温度のドリンクを持っていくのも良いでしょう。
荷物をまとめるリュック
ロードバイクに乗っている人はリュック等の荷物はなく、手ぶらに見えますが、自転車用のジャージには背中にポケットが付いていてそこに物を入れています。足を沢山動かすので、ズボンのポケットはあまりおススメしません。最初のうちはリュックに必要な物をまとめて運びましょう。あんまり重たいと途中で背負うのが嫌になるので、荷物は最低限。財布、タオル、飲み物、ウィンドブレーカー、日焼け止め等が入るサイズの物を選ぶと良いです。
Step2 当日の計画を立てる
- 目的地を決める
- ルートを決める
- 日取りを決める
目的地を決める
道具がそろったら、次は計画です。まずは目的地を決めましょう。好きなパン屋さん、前から行きたかったカフェ、いつも車でいく近くの海岸、湖等、自分のテンションの上がる所を目的地にすると良いです。ただし、最初からあまり遠い所はNG。最初は感覚が掴めないと思いますので自宅より片道10~20km程度の中から選ぶと良いと思います。
ルートを決める
目的地が決まったら次はルート決めです。携帯のナビゲーションでルートを決めればOK…っていうのはちょっと待って欲しいです。ナビゲーションシステムで出てくるルートは主に車等で効率よく目的地に行くためのルート。自転車を楽しむには向いていないルートの場合が多いので、グーグルマップ等でルートを考えると良いです。Stravaを利用しても良いですね。スマホがあればアクティビティの記録も取れるので便利です。
自転車のルートを考える際は、以下のポイントを押さえると良いと思います。
- 車通りの多い幹線道路は避ける
- どうしても通る場合は、歩道の有無を確認し、左側の歩道をルートに入れる
- サイクリングロードがある場合は、そちらを利用する。
- 川沿いの道を利用する。大きな川の場合、サイクリングロードが併設されていることもある
大きな幹線道路は車の交通量が多く、自転車で走るのは危険が伴いますので、そういったルートは最小限にしましょう。どうしても通り場合は、自転車走行可能な歩道があればそちらを通るようにしましょう。この時、車と同じように進行方向に向かって、道の左の歩道を利用しましょう。逆走は危険です。
また、地域によっては自転車用の路側帯やサイクリングロードが整備されていたりしますので、そちらを活用しましょう。何もないよりは安全に走行できるはずです。グーグル等で調べると出てくると思います。
大きな川沿いには川に沿って道が敷かれている事がありますので、そちらを利用するのも良いでしょう。グーグルマップで確認し、不安がある場所は3Dビューを使って確認しておくと良いです。
日取りを決める
サイクリング初心者のうちは、天候への対応も大変なので、風が穏やか (0~1m程度)な暑すぎない晴れた日を選ぶと良いです。気温でいうと、15~25℃といった所でしょうか。最初のうちは、「無理をせず、楽しめる日を選ぶ」と良いです。
Step3 最終確認
道具もそろって、計画を経ったらいよいよ出発です。最終確認として、当日に使う車両の点検を行いましょう。確認するポイントは以下の通り
- タイヤの空気圧
- サドルの高さ
- ブレーキが効くか
- チェーンは油っぽいか
タイヤの空気圧
まず、タイヤの空気が十分に入っているかを確認しましょう。タイヤを指で押して軽く凹むようなら、空気が足りていませんので、足しましょう。指でグッと押したときに少し凹む位まで空気圧を上げましょう。
サドルの高さ
普段使いの自転車でサドル高さを適切な位置に調節できている人は少ないと思います。サドルに座って、足の裏が地面に全面付くようなら、サドルを上げましょう。目安は足先が付くかどうか位が漕ぎやすい位置です。慣れるまではそこまで上げると脚付きが悪くなってしまうので、徐々に上げて慣らすと良いでしょう。ロードバイク等のスポーツ自転車は停車時はサドルから降りるのが基本です。少しずつ上げて慣らしてみましょう。
ブレ―キの点検
出発前に、ブレーキがちゃんと効くかは確認しましょう。違和感や不安がある場合は近くの自転車屋さんに見てもらうと良いです。安全装置ですので、点検・メンテナンスは行ってください。
チェーンに油は付いているか
点検箇所の最後はチェーンです。油が切れていて、錆びている様なら、自転車屋さんに持っていって注油してもらいましょう。チェーンは漕いだ力を推進力に変える要です。疲れの原因になるどころか、自転車も余計に消耗してしまいますので、チェーンの注油は忘れずに行いましょう。
Step4 当日を全力で楽しむ
準備・計画をバッチリしたら、外に飛び出して、思いっきりサイクリングを楽しみましょう。最初は沢山失敗もすると思います。その失敗すら楽しむ気持ちで、計画したルートを走りましょう。
もちろん、安全第一で行って下さい。きっと車等で通り慣れている道も新鮮に感じ、また、自分の知らない近所の道を発見したり、目的地に着いた時の達成感を味わえたり、沢山のワクワクが待っています。
最後に
2~3回くらい、サイクリングしてみて、楽しいなと感じたら、ぜひスポーツ車の購入を検討してください。それまでにはきっと、自転車でやってみたいことが見つかって、最適な車種選びが出来ると思います。スポーツ車の選び方については別途記事を作成予定です。本記事が良いなと思ったらブックマークして定期的に確認いただくか、お問い合わせから質問頂ければお答えしますので、ご活用ください。
あなたのサイクリングライフが素敵なものになる様祈っていますし、応援しています。いつでもお気軽にお問い合わせください。
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