
どうも!しんパパです。
ロードバイク歴7年のホリデーライダーが、
サイクリングに適した自転車の選び方について教えます!
選択肢が沢山!最初の一台目に買うべき自転車の選び方
サイクリングを始めたいんだけど、選択肢が沢山あり過ぎてどれを選んでよいか分からない!
ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、どれが良いの??こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
私も7年前に自転車を始めようと思った時、沢山悩みました。そこからスタートして現在趣味として続ける事が出来ているのですが、どうやって最初の一台を選ぶと幸せになれるのかをお伝えしたいと思います。
結論!目的に応じて、この2ジャンルから選べ!
多種多様な物があるスポーツ用の自転車ですが、王道の目的で分けると、じつは本質的には2種類しかありません。その他の種類については、味付けや、機能が付与されて細分化されている言うなれば亜種なので、まずは以下の2つのジャンルから、「自分のやりたいこと」に応じて選びましょう。

ロードバイク
- 長い距離を走りたい
- 速く走りたい
- 舗装路を走りたい
- 健康維持・ダイエットしたい
- 「ロードバイク最初の一台の選び方の記事」はコチラ
マウンテンバイク (MTB)
- 未舗装路 (悪路) を走りたい
- コントロール技術を身に付けたい
- 荷物を沢山積んで走りたい

目的から考える自転車選び
初めてのスポーツ自転車を選ぶ際に、あなたは何を重視しますか?価格?乗りやすさ?見た目?どれも正解ですが、何より一番考えなければいけないのが、「目的」です。スポーツ自転車を買って、どんな事がしたいのか、具体的に考えてみましょう。そして、やりたい事について、以下の情報を整理してみましょう。
- 走る道は、舗装路?未舗装路?
- 自転車で何がしたい?移動なのか、アクロバットなのか
- 想定される走行距離は?
- 荷物はどの位あるのか
走りたい道はどんな道?
サイクリングしたい道はどんな道ですか?自転車は長い距離を走り、様々な体験をさせてくれます。そんな自転車でどんな道を走りたいですか?大きく分けて、ふたつ。アスファルトやコンクリートで覆われた「舗装路」か、舗装がされていない、砂利だったり、土だったり、自然の中にある獣道「未舗装路」。あなたは、どちらの道を走りたいですか?
何をするための自転車なのか
一口に自転車と言っても、やりたい事、「目的」は様々だと思います。種々ある目的も、大きく二つに分けて考えてみましょう。より長く、速く、快適に走る事を目的とするのか、自転車を操作し、悪路や障害物の間をコントロールしながら走るを目的とするのかで、適切な自転車が変わります。
想定される走行距離は?
目的や目標に応じて、走りたい距離、走ってみたい距離が違います。スポーツ自転車でどんな事がしたいのか、どんな目標をもつのか考えてみましょう。
どの位の荷物を運ぶ必要がある?
自転車と組み合わせるアクティビティによっては、「荷物」が必要になるかもしれません。普段乗るときに必要な財布やスマホ等の荷物位なら意識する必要はありませんが、「キャンプ」や「旅行」といったアクティビティと組み合わせる場合には、荷物の積載や、積んだ時の事を考えて自転車を選んだりカスタマイズする必要があります。最初からこれら荷物の多いアクティビティと組み合わせたいと思っている人は、積載についても考慮しておきましょう。
やりたい事を整理したら優先順位を付けよう
自転車に求める機能には、いくつかのトレードオフ関係があります。効率良く走る事と悪路を快適に走る事、軽さと耐久性等、全てを満たせる自転車はありません。なので、何を優先させるのかを考えて、優先順位の高い項目を基軸ににロードバイクかMTBを選びましょう。
この2択から選べ!ロードバイクとMTB
基本的には、目的に応じて、ロードバイクか、マウンテンバイクどちらかを選びましょう。選択肢の中に「クロスバイク」を入れている方もいるかと思いますが、誤解を恐れずに言うと、自転車趣味をメインに考えた時、「器用貧乏」なクロスバイクが最適解という人は、あまり多くありません。趣味としてサイクリングを始める際の1台目に選ぶ車種としてはおススメしていません。それぞれの目的に特化した車種から選びましょう。
ロードバイクの特徴と得意
ロードバイクは、舗装路を、より速く、より長い時間、より効率的に移動する乗り物です。
車体は軽く、力を逃がさないよう硬く、そして抵抗が少なくなるよう、タイヤは細い。乗車姿勢も極力風の抵抗を受けにくいよう前傾姿勢が強く、かつ長い時間乗れるよう、ギア比はナローに設定されている。(今は覚える必要はありませんが、適切なギア比を選んで走ると疲れにくいです。)
自分の目的が、舗装路を効率良く走る事に重きをおくならば、ロードバイクが最適解です。
荷物を積んだり、悪路を走ったりするのは苦手ではありますが、工夫次第で可能にはなります。
マウンテンバイクの特徴と得意
マウンテンバイクは、未舗装路を、より速く、車体をコントロールしながら走破する乗り物です。
車体はロードバイクに比べ重く、力を逃がさないよう硬く、衝撃をいなす機構があり、足元が取られないようタイヤは太く、滑りにくい様にトレッドがある。乗車姿勢も重心でコントロールしやすいようアップライトと呼ばれる起きた姿勢で、ギア比は様々な状況に対応出来るよう、ワイドな設定となっている。
自分の目的が、未舗装路を走り、バイクをコントロールして走破する事に重きをおくならば、マウンテンバイクが最適解です。
また、荷物を積んだ状態でも安定しやすく、積載量も確保しやすいですが、舗装路を速く、効率的に進むのは苦手。速度域はロードバイクよりも遅いです。
器用貧乏なクロスバイク。その立ち位置は
始めてスポーツ自転車を選ぶ人が選択肢の一つに挙げるのが、クロスバイク。決して、クロスバイクを否定する訳ではないのですが、最初の一台に選択するのはちょっと待って欲しいんです。
プロスポーツのジャンルとして、「ロードバイク」と「マウンテンバイク」はあるのですが、「クロスバイク」はありません。その理由は、クロスバイクの主な目的は「街乗り」だから。(非常に良く似ているものに、フラットバーロードバイクがありますが、目的が異なります。)
乗車姿勢がアップライトで楽なマウンテンバイクの形状に、より効率よく走るための細いタイヤを組み合わせ、より軽くするためにサスペンション機構を取り除いたのが、クロスバイク。一見バランスがとりやすそうなポジションだが、タイヤが細いため悪路や未舗装路を走るのは苦手。タイヤが細く、車体が軽いため速く走れるが、風の抵抗が受けやすく、ギア比もマウンテンバイクに近いためロードバイクなら難なくこなせるほどの効率の良い長距離移動は苦手。正しく、街乗りを軽快・快適にする事に特化した乗り物なので、スポーツとしてサイクリングを楽しみたい人にはおススメしません。
まとめ
これからスポーツとしてサイクリングを始めたい人は、目的に応じて、ロードバイクかマウンテンバイクを選ぼう!
・舗装路を長い距離、より速く、より効率的に走り、目的地への移動やその過程を楽しみたいのならロードバイク
・未舗装路や悪路を、バイクをコントロールしながら走破したいのであれば、マウンテンバイク
そして、舗装路も未舗装路も乗りたい!ある程度資金は用意できる!という人や、はじめは舗装路、ゆくゆく未舗装路も・・・なんて思っている人は、グラベルロードもおススメしています。詳細については、今後記事にしていきますので、楽しみにしていてください。
まずはなるべくお金を掛けずに、サイクリングを楽しんでみたいという人はこちらの記事を参考にしてください。
あなたが良い自転車と出会え、素敵なライクリングライフが送れる事を願っています!それではまた!
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