
どうも!しんパパです。
ロードバイク歴7年のホリデーライダーが、セミエアロなヘルメット、HJC Furion 2.0の、その地味に凄い点について紹介するよ!
HJC Furion 2.0の地味にスゴイところ3つ
- 見た目のインパクトがスゴイ
- ベンチレーションに詰め込まれた技術がスゴイ
- 常識を覆す!持ってビックリ。被ってビックリな重量がスゴイ
HJCってどんなメーカー?ロードバイク ヘルメットとしてはnew face
HJCは、オートバイの競技用ヘルメットとして有名なメーカー。満を持して2018年頃からローバイク用ヘルメットを投入してきた。本記事ではオートバイ用ヘルメットのトップメーカーが手掛ける、プロチーム ロットソウダルにも供給されたセミエアロヘルメット、Furionの2代目Furion2.0を紹介する。
見た目のインパクトがスゴイ!
ロードバイク用のヘルメットというと、軽さ・丈夫さ・通気性が重視され、多くの穴 (ベンチレーション)が開いたヘルメットが一般的だ。そんな一般的なヘルメットと比較すると、HJC Furion2.0は異質にすら見える。そう、ベンチレーションがとても少なく、まるで競技用のエアロヘルメットを彷彿とさせるが、放射状のプレスラインによって、ノッペリとした印象は少ない。



ベンチレーションに詰め込まれた技術がスゴイ
全面に配されたたった5つの穴。パット見、暑そ~って思うこのエアロなデザイン。過去何個かセミエアロヘルメットを被ってきたが、いずれもやはり暑い印象を受けたが、コイツは違った!スーっと空気が通り抜け、風を感じる。気流の流れを絞る事で、速度を加速させるベンチュリー効果を利用しているらしいが、すごく風が抜けるのを感じる。真夏では使っていないけど、これは期待できる!って思えるくらい抜けが良い。快適。


常識を覆す!持ってビックリ。被ってビックリな重量がスゴイ
「軽さは正義」ロードバイク乗りの合言葉!? セミエアロなヘルメットは、その流線形から重量増に繋がる事が多いのだが・・Furion 2.0を手に取った瞬間、とてつもない違和感が襲う。アレ!?軽いぞコイツ。そう、ベンチレーションが少なく、ぱっと見重そうに見えるのに、なんとその重量カタログ値で190g。他メーカーのセミエアロなヘルメットは、300g台~軽くても230gくらい。190gは、一般的なロード用ヘルメットとしても最軽量な部類に入る。持ってびっくり、被ってビックリな一品。軽さもさることながら、パッドが少なく、頭部との接地部が少なく、被っている事を忘れる「軽さ」を感じた。
番外編 細かい仕様がスゴイ
細かい仕様その1 顎ひもが快適
ヘルメットを被る際に、何気に大事な顎ひも。HJCのFurion2.0の顎ひもはかなり「しなやか」で、付け心地が良い。しかも、サイズや位置の調整・メモリーがしやすいように、グレーの刺繍が。かゆい所に手が届く!

細かい仕様その2 サイズ調整が楽
一般的なロードバイク用ヘルメットのサイズ調整は、後頭部のダイアルで締め付けを調整する事が多いが、Furion2.0はバネ式。引っ張って被って、放すだけ。さっと被れる。最初こそ違和感があるが、一度サイズ調整が決まって、慣れてしまえば快適そのもの、楽チン!
いつものダイアル式が良いな~って人は在庫があるうちにFurionを選ぶのも一手だ。

細かい仕様その3 多彩なサイズ調整
ダイアル式のサイズ調整がないと、頭にフィットするのか??という不安が残るが、1. 先述した後頭部のバネで調整、2.内部フレームの付ける位置での調節、3.おでこのパッドの厚みが2種類、この3点で調節できるので、心配無用。さっとする微調整は1.のバネにお任せ。ざっくりとしたサイズ合わせは2., 3.で行う。一度2,3が決まってしまえば、あとは快適そのもので、調整幅も一般的なヘルメットと遜色ないレベル。


まとめ!ロード用としては新星!HJCのセミエアロなヘルメット Furion2.0
種々ロード用のヘルメットを被ってきた筆者(KASK, GIRO, LAS, MET, LAS)。そんな筆者が見てビックリ、持ってビックリ、被ってビックリだったのが、このセミエアロなヘルメット、Furion2.0だ。
GIROのグローバルフィットで良い感じの筆者が被ると、やや横幅に余裕を感じる。コメカミが窮屈!って感じの形状ではなく、多くの人に好まれる形状なんじゃないかと思う。
その仕様から、最初は違和感(軽さと、装着時の感覚) を感じるものの、慣れてしまうときっと抜け出せなくなるヘルメットになるだろう。今なら、被ってる人もすくないので、ユニークな製品が好きな人の琴線にも触れるはずだ。
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