【誰でも簡単】バーテープの交換方法を徹底解説【交換メンテナンス】

バーテープ, 交換, 巻き方 自転車部メンテナンス課
しんパパ
しんパパ

どうも!しんパパです。

ロードバイク歴7年のホリデーライダーが、

簡単にカッコ良い!バーテープの交換方法を伝授します。

バーテープを交換するメリットとは?

 ロードバイクのハンドル (バーテープ) が汚れてきた、ボロボロになってきた。ハンドルが滑りやすい。簡単に自転車をお洒落に出来ないかな?そんな悩みはありませんか?

 バーテープを交換することで、これらの悩みは解決できます!滑りにくいモノ、耐久性の高いモノ、お洒落なモノ。バーテープを交換してお洒落で、使いやすいロードバイクに乗ろう!

手元をお洒落に!誰でも簡単にバーテープを交換する方法

 バーテープは1000~5000円くらいで購入でき、誰でも簡単に交換できます。少しコツは要りますが、そんなに難しい作業ではないので、是非挑戦してみましょう。

 見た目で選ぶも良し、グリップ力で選ぶも良し、耐久性や機能で選ぶも良し。自分好みの1本を見つけてお洒落に楽しみましょう!

 迷ったら、お勧めのバーテープはFizikのクラシックバーテープ。耐久性が高く、カラーバリエーションもあり、革の質感でお洒落です。グリップも申し分無しなので、汎用性が高い逸品です。
 巻きやすさ、握りやすさから厚みは2mmがお勧め。シティライドやグラベルライドが主なら、3mmも良いでしょう。

実は簡単!バーテープの交換方法を徹底解説。おススメの巻き方を伝授

 バーテープの交換方法はすごく簡単!誰でも出来る作業なので、是非自分で挑戦してみましょう。

バーテープ交換手順

  • バーエンドプラグを外す
  • 古いバーテープを除去
  • 新しいバーテープを巻く
    -下ハンドルの端から、外から内側の方法で巻く
    -STIの所で2重に巻き、上ハンドルに回す。
    -上ハンドルに、進行方向から手前側に回して巻く。
    -ステム付近でカットして、テープで留める
    -左右同じ手順で巻く
  • バーエンドプラグを取り付ける
  • 完成

バーテープ交換に必要なもの

 バーテープ交換の為に用意するものは、1.バーテープ、2. ハサミ、3. ビニールテープ

 バーテープを買うと、エンドテープ (上ハンステム側を留める)とエンドプラグ (下ハンの端っこを留める)は付属します。エンドプラグはテープ付属のモノを使っても良いですし、好きな物を用意してもOKです。しんパパは、ネジで固定するものがお勧め。カーボン製のハンドル内径が小さくても使えるので便利です。

 ハサミは、キッチンバサミ等の大きなものが便利です。写真はマルチツールのモノで使いにくかったです・・・。

 ビニールテープは、バーテープ付属の化粧テープのみでもOKですが、あった方が化粧テープが綺麗に貼れる・貼り直しが簡単なので使っています。

バーテープ交換方法 手順

1. エンドプラグを外す

写真はねじ式のプラグ。緩めてから、テープとの隙間をこじって抜き取ります。

 まずはエンドプラグを外し、古いバーテープを外しちゃいましょう。エンドプラグは、テープとの隙間にタイヤレバーもしくはマイナスドライバーを差し込み、こじればOK。ねじ式の場合は、「少し」緩めてからこじって外しましょう。この時、ネジは緩めすぎない方が楽です。

2. 古いバーテープを除去する

大分使い込んだバーテープ
端っこのビニテを剥がして
バーテープを除去

 エンドプラグが外れたら、STIのブラケットを捲り、右の写真、左側のSTI周辺の様にテープが全部見えるようにします。ステム付近のビニールテープを剥がして、くるくるバーテープを剥がしていきましょう。この時、右の写真のようにハンドルにビニテが巻かれている場合がありますが、これは除去しないでください。ケーブル類をハンドルに留めているテープなのでこのままバーテープを上から巻きます。

3-1. 新しいバーテープを巻く

左ハンドル巻きはじめ「6」の字を逆順書くように、時計回り
右ハンドル 下ハン 右ハンドルは半時計回り

 巻き始めは少し織り込んでプラグを付けるので、3-5mm程度「のりしろ」を取って巻き始めます。左ハンドルはエンドから見て半時計回り、右は時計回りです。理由は、握りこむ方向。ギュっとハンドルを握っても緩まない方向です。バーテープは1/3くらい重ねながら巻いていきます。真っすぐな所は、テープ裏についている両面テープが、バーテープに着かないように巻いていくのがコツです。

 カーブの所が2か所、STI前後にあります。ここは、外側は1/3重ね、内側の距離が短い所は重なりを縮めるように巻くと綺麗に巻くことが出来ます。内側は両面テープがバーテープに着いてもOK

(左) STIに差し掛かったら上側に回す
(左)そのまま下して、ブレーキレバー側に
(左)手前側にもう1周させて上側に重ねる

 STI周辺の巻き方は2パターンある。1つめはオーソドックスに、バーテープに付属の短いテープを、STI裏側に当てて、STI周辺を避けつつ、短いテープを巻き込んで巻く方法。もう一つはこのブログで紹介する2重巻をして短いテープを使わない方法。どちらでも問題ないけど、短いテープを使うのが煩わしいので、2重巻を採用しました。

 STI下側は1つめのカーブがあります。レバー側を1/3重ねつつ、反対側(STI裏)の重なりを少し増やしてフィットさせていきます。STIレバーの真下まで巻いたら、左の写真の様にSTIを大きく回避して、手前に下します。続いて真ん中の写真の様に、水平に奥から手前に巻いたら、もう一度上側に回して、上ハンに移行します。写真は左ハンドルです。

(右) 上を通して
(右) 下して奥から
(右)手前に回して、上ハンに巻いていく

左右で逆の巻き方になるのですが、感覚的には同じ作業です。少々混乱するので左右どちらの写真も載せておきます。参考にしてください。

(右) STIの上側のカーブに注意
(右) 写真上側は距離が短いので、重なりを多くして

 STIを2周させたら、次はSTI後の2回目のカーブ。進行方向側の距離が短いので、カーブに合わせて重なりを多くしてフィットさせていきます。進行方向側から上を通して巻いていきます。左右共通。写真は右です。ストレート部分の重なりは均一を意識すると綺麗に仕上がります。

(左) カット線
巻いたときに、ステムと並行

バーテープがある程度上ハンをカバーしたら、バーテープをカットします。写真の赤破線のようにカットすることで、ステムと並行になるように巻けます。この時、カット後に尖った端っこを切り落としておくと、ビニールテープで留めやすいです。

(右) こんな感じで端を切り落としておく

最後に、ビニールテープで留めて、化粧テープをかぶせて上側の仕上げはOK!

下ハンの端っこは、「のりしろ」をハンドルの内径に織り込み、エンドプラグを取り付けて完成です!

お疲れ様でした。

バーテープの交換は誰でも簡単にできる!自分で作業して愛着をUPさせよう

 バーテープの交換は、完璧に、綺麗に仕上げるにはコツが要りますが、ショップの方が巻いても完璧!綺麗に均等パーフェクト!なんて事は実はそんなにありません。自分で作業すれば、好きなだけ拘れるし、違和感を感じるなら徹底的に仕上げに拘れます。

 Amazon等の通販でお得に購入して作業することでコストも抑えられますし、わざわざショップに持っていく手間も省けるので、自身で作業するのをお勧めします!自分で作業する大きなデメリットもないですしね。最悪、巻けなかったらショップに行けば何とかしてくれます(笑)

 最初は時間が掛かると思いますが、慣れればサクッと交換できるようになると思うので、是非チャレンジしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました